起業家となり資金調達ができるのは社会人経験を積んで数年で会社を退職した男性というイメージはありませんか?
今回紹介する女性、若者/シニア起業家支援資金は子育てをしているママさんや、まだまだ社会経験が少ないけど起業したい若者、定年退職したけど新しいことにチャレンジしたいシニアの方などを資金面でサポートするという制度です。
日本では労働人口の減少が社会問題化しています。その原因は少子高齢化です。総務省の発表で高齢者は2060年に39.9%になり、日本の人口も8600万人になります。
労働人口が減ると所得が減り、国の税収が減り、年金などの社会保障の維持が難しくなってきます。そこで政府として施策を打っているのが若者、女性、シニアの方の労働人口の確保になります。若者、女性、シニアの方などが起業家として事業を開発、拡大していかれることが、日本経済を発展させる原動力になり得ます。
そして事業を開発、拡大していく上で必ず必要になってくるのが運転資金や設備投資費など資金が必要となってきます。若者、女性、シニアの方々の事業の最初の段階を手助けしてくれる資金調達制度です。
では具体的な対象者、金利、事業内容など見ていきましょう!
国から100%出資を受けて運営されている日本政策金融公庫が設立した女性、若者、シニア向けの融資制度です。無担保・無保証で融資が受けることができます。
・女性(年齢制限なし)
・35歳未満の若者
・55歳以上のシニア
この女性、若者/シニア起業家支援資金の一番の特徴である事業対象者は、上記のいずれかに当てはまる人になります。上記に当てはまらない事業者は、違う融資制度を探してみましょう。新創業融資制度など本融資制度と似ているものもありますので是非こちらもご確認してみてください。下記のリンクよりご覧いただけます。
融資限度額は7200万です。内4800万円は運転資金として申請できます。
実際のところ、一度に7200万円の調達実績は珍しく300万円から1000万円が実績として多いそうです。
利率は土地取得資金など資金力などによって変わってくるのでこちらを参考にしてください。
平均2%前後です。この金利は融資制度の中では低い方なのでお得と言えます。
設備投資は返済期間が20年以内で、内2年の据え置き期間
運転資金は7年、内2年の据え置き期間
※据え置き期間とは利息を支払う期間のことです。据え置き期間がある理由としては事業が早期から収益化が見込めない事業などがあるためです。
女性、若者/シニア起業家支援資金に申請する際に大きく2つのポイントが抑えることで審査が通りやすくなります。
・自己資金
・創業計画書
自己資金に関しては審査の際に起業に対してどれだけの思いを持っているのか?という証明になります。起業をすると決めた時からすこしでも自己資金を作ることを始めましょう。自己資金があることで起業に対する計画性が評価されます。
次に創業計画書です。これは言わずもがなだと思いますがどんな思いで創業したのか?マネタイズの実現可能性など審査の際にしっかりと説明できるようにしておきましょう。審査する方も人ですので創業にこめた思いなど熱く語れるとより相手に響き審査に通る確率が大きくなります。
女性、若者/シニアで起業に挑戦される方にはかなりおススメの資金調達方法であると思うので是非申し込みしてみてください。リラト株式会社は様々な資金調達のお手伝いをさせていただいております。以下のコンタクトフォームよりお気軽にお問い合わせください、ご相談お待ちしております。
なお、本記事を見てお問い合わせ頂いた方にはクーポンコード”TO”をメッセージ本文に記入して頂くと優先的にご相談をさせていただきます。よろしくお願いいたします。